イタリア人の定番の朝食とは？理想の朝食は？

Buon giorno! こんにちは！
イタリアの朝食がどんなものか知っていますか？
今回はイタリア人の定番の朝食から理想の朝食までご紹介したいと思います。

イタリア定番の朝食

イタリア人の定番の朝食は、コーヒーとクロワッサンやビスコッティなどの甘いものです。

スーパーなんかに行くとクロワッサンなどのブリオッシュが、フレッシュなエリアにはもちろんのこと保存の効くパッケージされたものも数種類売っています。

またビスコッティと呼ばれるクッキーなどの甘いお菓子もいろんな種類が並んでいます。

ビスコッティはスーパーの棚に驚くほど陳列されていますが、幅広い種類というよりは似て非なるものが沢山あるイメージです。

大抵の家庭ではそういったビスコッティを何種類か購入し、毎日の朝食用におうちにストックしているようです。

また、日本と同様ヨーグルトも朝食に食べられています。
種類も豊富で日本でもよくあるベリー系から、バナナ、もも、チェリーなどのフルーツ系、バニラ、くるみ、キャラメル、ピスタチオなんかもあります。

イタリア人はエスプレッソをよく飲む文化がありますが、朝食にだけはカプチーノなどのミルク入りカフェがOKとされています。

朝食だけと書いたのは、どうやら午後にミルク入りのコーヒーを飲むのは変！と思われるみたいです・・・

朝はOKなはずなのに、私の周りは朝もエスプレッソ派が多い・・・
朝でもなんだか浮いてる気がしています。

朝カフェで食べる朝食なら、クロワッサンなどのブリオッシュがお薦めです。
カフェのクロワッサンでも日本に比べたら安いのです！

メインの観光地だと日本のカフェ価格とそんなに変わらないかもしれないですが、少し田舎だったりメイン通りから外れた場所だったらお手頃価格で食べれると思います。

クロワッサンもノーマルタイプから、チョコやピスタチオなどクリーム、マーマレードジャムなどが入っているものが定番です。

場所にもよりますがコーヒーもお手頃価格です。
エスプレッソは€1前後がほとんどで、カプチーノでも€2.5程度。

ブリオッシュ狙いならBarよりも種類が豊富なPasticceria（パスティチェリア）がお薦めです。

もしも観光地で食べたいと思ったら、嫌でなければテイクアウトが◎
以前ヴェネツィアに行ったときに、テーブルサービス料で値段が倍くらいしていたので。もし外にメニューが置かれていたなら事前にチェックしてみてくださいね。

イタリア人的にはブリオッシュなども午後には食べないので、食べたい時はなるべく午前中に食べる方が店員さんにも変な顔をされずに済みます（笑）
変な顔するなら置いとくなよと心の隅で思うのですが、結局朝の方ができたてで美味しいんですよね。

イタリア人に理想の朝食を聞くと、口を合わせてシシリアンスタイルと返答されます。
いったいどんなものかと思ったら、なんと日本で流行中のマリトッツォ！
とはいえマリトッツォのクリームなしブリオッシュがスタンダードとのこと。

そしてそれに合わせてグラニータが最強なんだとか。
グラニータはシチリア発祥のかき氷に近い飲み物で、レモンやコーヒー、アーモンド、ピーチなど様々なフレーバーがあります。

ブリオッシュとグラニータの組み合わせが、イタリア人の愛する理想の朝ごはんだそうです。

朝からかき氷ほどの冷たいものを飲むなんて、例え夏でもお腹下しそうだなと思うのは私だけでしょうか。。
「シチリアで食べたらその魅力が分かるよ」と言われたので、いつか行ったら食べてみたい一つです。

いかがでしたか？

日本では家庭によって朝ごはんが和食だったり洋食だったりそれぞれだと思うのですが、イタリアの朝ごはんは結構な確率で甘いものを食べてる家庭が多いようです。

個人的には食事は野菜ファーストで食べたいという面倒な人間でして、過去に朝サラダを食べているところを家族に見られたことがあるのですが、その時の驚き顔といったら・・・（汗）
それからは改心し(?)、今はプチトマトなど簡単なものをこっそりと食べて（笑）甘いものはその後にしっかりいただいてます♪

クロワッサンやスフォリアテッレなどブリオッシュが豊富な国なので、イタリアに行ったら是非甘い朝食を試してみてくださいね。

それでは！Ciao！